2017-09

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【百合漫画・感想】「青い花」7巻


青い花(7) (エフコミック) (Fx COMICS)青い花(7) (エフコミック) (Fx COMICS)
(2012/07/19)
志村貴子

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普段週刊誌のコミックを主に読んでいるので、この大きさのコミックはまず開いた瞬間に毎度驚きがあります。画として目に入ってくる感覚が全然違いますし、そんなに人物に動きがある物語じゃないのにやたらダイナミックに紙面使ってるように見えたり。

ストーリーに関しては、やはりふみとあーちゃんの進展が見所でしょうか。前半は京子さん無双だったのですが、後半はしっかり二人のやり取りや内面の揺れ動きが描かれています。キスしたり一夜を明かしたり、一見順調に見えるのですが、これはすれ違い、もしくは破滅フラグなのか・・・?
あーちゃんへの思いが日に日に大きくなっていくふみと、混乱しながら自分の気持ちを何とか把握しようと試みるあーちゃん。肉体関係も重視するふみと、精神的繋がりに重きを置くあーちゃん。ふみの盛り上がりとあーちゃんの冷め具合(?)が反比例していくようで怖いです。

そして、後半は山科先生と大野姉の話も絡んできます。山科先生は大人であり先生なので、あーちゃんを始め、思春期まっただ中の生徒たちの道標的存在になっていくのかなぁなんて。先生と大野姉は家族からも公認カップルのようですが、対世間とのやり取りはあまり描かれないんですかね。基本的に学校内で完結する話なので、あまり生々しいものは出てこないのかもしれません。大野妹が姉と先生の関係について、どういうふうに折り合いをつけていくのかも見ものですね。

ライバルや新キャラが出てくるとかがなければ、これから主人公二人の間に一波乱ありそうですね。しかし、次の単行本が出る頃にはこれまでの内容をすっかり失念していると思われます。。
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【百合漫画・感想】「彼女とカメラと彼女の季節」1巻


彼女とカメラと彼女の季節(1) (モーニング KC)彼女とカメラと彼女の季節(1) (モーニング KC)
(2012/05/23)
月子

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モーニングKCから出ている本書ですが、講談社らしいちょっとマニアックな内容がマニア心をくすぐります。表紙に映っているのは、二眼レフを抱えたカメラ大好きのユキで、主人公のあかりはユキの不思議な魅力に魅かれていきます。そして主人公は少女漫画にありがちな女子同士の面倒くさい関係や、スクールカースト的関係に若干嫌気がさしているようです。そうした中で、周りに流されずに自分の世界を持っているユキが気になっていくわけですね。また、作品内では、ユキは色白で細くて、一般的に美人の部類に入るという設定になっています。


最近百合漫画や恋愛漫画を見ていて思うのは、主人公二人の家庭環境が大体対称的な関係に置かれていることが多いなぁということです。大体片方が平凡で感情移入しやすい家庭で、もう片方は金持ちが家が大きくて、大抵家族と疎遠だったりします。この作品も例外ではなく、ユキの家は金持ちで家族があまり帰ってこないという設定です。しかし、あかりのほうは、普通よりもさらに貧乏な家庭という設定になっていて、そこがちょっと他の作品と違うかなと思いました。弟がいて、母親はシングルマザーで夜の仕事をしている。あかり自身もアルバイトをして生活費を稼いでいます。家が貧乏であることが1巻でも度々言及されるのですが、物語の本筋に関わる設定なのかはまだよくわかりません。


そして、この二人は「カメラ」という道具を媒介にして絆を深めていくのですが、各話の間にカメラコラムがあったり、作品内でもカメラ豆知識が出てきたりと、フェティシズムに近い何かを喚起してきます。二人で風呂に入りながらキスしてるところを自撮りしたり。。。写真部の暗い部室で二人きりになってしまった時のあかりのドキドキも、何だかリアルに伝わってきます。所々で高校生活を思い出す学校生活のリアリティがあるんですね。


注目すべきところは、もちろん二人の関係が今後どうなっていくかということですが、1巻は複雑な三角関係の予感を感じさせて終わってしまいました。というのも、あかりのことが好きで、ユキの幼馴染(兼元同居人)の香川凛太郎の存在があるからです。男女の恋愛と女同士の恋愛、両者がどのように絡んでいくのか楽しみです。この本自体は百合漫画なので、香川があかりへの恋を成就させるということはないかと思いますが、物語のスパイス役として今後どう関わっていくのか見守りましょう。

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【百合漫画・感想】「オクターヴ」全6巻


オクターヴ 1 (アフタヌーンKC)オクターヴ 1 (アフタヌーンKC)
(2008/08/22)
秋山 はる

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アフタヌーンから出ている百合漫画です。2008年から2010年まで連載されていて、既に完結してます。これがまたいい百合でした。専門誌以外の百合漫画は、そのリアルさと百合が前提にされていない世界観故に、ストーリーがとても魅力的です。しかも、「アフタヌーン」。百合漫画となっても、主人公の自意識こじらせ感と、セックスこじらせ感は健在で、自問自答や葛藤の場面ももちろん山場として出現します。

主人公は”売れなかったアイドル”の経歴を持つ雪乃と、元ミュージシャンの節子の二人。雪乃は元々女性に興味を抱いていたわけではなかったのですが、節子に迫られて体を許したその日から節子に夢中になっていきます。いつまでも子供で節子に憧れを抱く雪乃と、かっこよくて美人で凛々しい節子という構図があるのですが、この構図も次第に崩れていきます。というより、二人がラブラブすぎてお互いが葛藤しあいながらも依存しあうという結構濃密な関係になっていきます。はたから見ると、ただのバカップルです。

また、この物語には、「雪乃の成長」というテーマもあります。田舎から”理想の自分”を追い求めて上京するも、夢やぶれてしまった雪乃が節子と出会い変わっていきます。自分は何がしたいのか、本当に節子が好きなのか、そもそもなぜ東京にきたのか...などなど、何かにつまづくと、そういった負のスパイラルが脳内をかけめぐる体質のようです。そして、元アイドルという肩書き故、田舎では好奇の的となり、あらぬ噂を立てられることも。節子と付き合っていることも親友にばらされてしまうわけですが、親には本当のことを打ち明けないといけないため、二人で実家に向かう...といったところでストーリーは閉幕します。恐らく、二人は無事親に本当のことを打ち明けて、認めてもらったのでしょう。。。


この漫画には男性キャラも多数登場し、恋愛やセックスについても絡んでくるので、純粋に百合だけを楽しむというよりは、少しリアルでシビアな話が好きな人のほうが楽しめると思います。それにしてもこの二人、ラブラブすぎる。ところ構わずいちゃつく二人にも注目です。

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【百合漫画・感想】「くちびるためいきさくらいろ」改訂版1・2


くちびるためいきさくらいろ(1) (アクションコミックス)くちびるためいきさくらいろ(1) (アクションコミックス)
(2012/04/12)
森永 みるく

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くちびるためいきさくらいろ(2) (アクションコミックス)くちびるためいきさくらいろ(2) (アクションコミックス)
(2012/04/12)
森永 みるく

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森永みるく先生の名作の1つですね。最初のコミックスは2006年に一迅社から出ていますが、今回は以前のコミックスに未収録だったものや、続編新作が追加されたものが双葉社から出版されました。
『GIRL FRIENDS』に似た切なくも甘い二人の関係が何とも心地よいです。やはり女の子同士であることに当人たちが戸惑いつつもひかれあっていく物語は、心の揺れ動きが複雑でとても面白く見ることができます。

表紙になっている、メインの奈々と瞳の物語以外の短編も多く収録されていて、それぞれが独特な内容になっていて、引き出しがすごいなぁと本当に感心します。必ずしもメインの二人が結ばれてハッピーエンドというわけではなく、ちょっと大人な終わり方をする作品もあります。

また、奈々と瞳の話ですが、基本的に世間の強い風当たりみたいなものはありません。主に二人の中で世界が完結していて、お互いの関係性の中で一喜一憂することはありますが、外部の強い力によって二人の関係性にヒビがひったりすることはありません。なので、心配してしまうような場面になっても、その裏に絶対的信頼と安心があるので、そういう意味でのリアリティは感じにくいかなと思います。なので、幸せをいっぱい感じてニヤニヤしながらヘブン状態になりたい人には最高の内容になってると思います。

私自身、初めて読むわけではなかったのですが、何回読んでも面白いです。後日談も見たいななんて思ってしまいます。

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【百合漫画・感想】「ブルーフレンド」1


ブルーフレンド 1 (りぼんマスコットコミックス)ブルーフレンド 1 (りぼんマスコットコミックス)
(2010/09/15)
えばん ふみ

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こういう作品がりぼんで掲載されているのか、と思うと同時に、りぼんだからこそこういう作品になるのだろうなぁという両義的な感想を抱いてしまう作品です。百合...と言ってしまえばそうなのですが、あくまでも複雑な「友情」という表現が使われていました。思春期の女の子たちの持つ、言葉にならない悩み、思い、葛藤を描いている作品だと思います。

作者のえばんふみさんの作品を拝見するのは初めてですが、百合好きにも充分楽しめる内容になっています。むしろ、袴田先生の作品のような心理描写や、表情で語るような作品が好きな人にはオススメです。少女漫画特有の女子の世界観があるので、読むのに体力がいる人もいるかもしれません。
百合専門誌に掲載されるような作品に出てくるキャラは、割と主人公たちの関係に寛容だったり、異常に心の広い友人たちだったりするのですが、少女漫画作品は容赦ないですね。好奇の目、嫌悪の目、いろいろな眼差しにさらされます。

主人公の歩はソフトボール部に所属して活発、友達も多いという設定なのですが、もう一人の大人しくて人付き合いが苦手な美女・美鈴が曲者です。1巻の中では、最初は誰にも心を開かなかった美鈴が段々と歩に依存していく姿が描かれていきます。そして、歩も次第にそんな美鈴に言葉にできない気持ち(ネガティブな)を抱えていくことに。恐らく男性にトラウマのある美鈴の心の傷を歩がどう癒していき、二人で困難を乗り越えていくかという話になるのかと思うのですが、現状では歩はまだ美鈴に対して懐疑的な部分もあるのかなと。

新キャラが出てきて美鈴の過去を暴こうと必死だったりするのですが、こういう悪キャラが出てくるのも少女漫画特有だなぁと思います。平和な百合漫画の世界に慣れていると、結構心苦しい場面もあります。りぼん読者の女子は強いですね。。。

ということで、さっそく次巻が楽しみなのですが、もう3巻まで出てるんですよね。早く追いつきたいです。

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